任地を去る日もカウントダウン。
目下の悩みは、ここにきて『価値観の違い』というやつ。
「3月に日本に帰るよ。」
帰ってくる答えは、100%、
「ミカは俺たちを残して帰るのか!」
仕方ない・・・。
淋しがってくれてありがとう。
それはいい。
それに続く言葉は、たいていどちらかだ。
「俺も日本に連れて行け。」
もしくは、
「帰る前にプレゼントをチョウダイ。」
これに、辟易している今日なのであります。
日本に連れて行け、の場合。
①VISA取得の難しさ
②旅費の高さ
③飛行機に乗る時間の長さ
④日本ではフランス語が通じないこと
⑤日本で職を探すことがいかに困難であるか
を諭す。
(でも、面倒くさい場合orしつこい場合は、「OK!」って答える)
プレゼントをチョウダイ攻撃、の場合。
バイク、自転車、PC、服、サンダル、髪ゴム、ブラジャーに至るまで。
私はモノくれるだけの人ですか?って怒りたくなる。
仲のいい同僚に聞いてみた。
「なんですぐにものをくれって言うわけ?
日本でもお土産とかあげる習慣はあるけど、自分からは言わないんだよ。
ここで、そう言われることが嫌なんだけど。」
同僚の答え。
「ここはアフリカだ。それがアフリカの文化なんだ。
ほら、その土道を見てみろ。日本だったら、アスファルトの道ばかりだろ?
ここは日本じゃないんだ。」
ある意味、分かりやすい。
「これがうちのやり方です」って宣誓されると、何も言い返せない。
郷に入っては郷に従え。
When in Burkina Faso, do as the Burkinabees do.
でもやっぱり腹立たしくて(なんたって、みんな言うから)
私の葛藤は最後まで続きそうだ。
そして、子どもに癒される。