遠足2日目。
ブルキナにある唯一の世界遺産『ロロぺニ』へ。
ロロぺニは、その遺跡がある村の名前。
到着したのは13時。
遺跡群の入り口で、まさに帰ろうとしているガイドのお姉さんを捕まえる。
「えー。来ちゃったの?じゃあショウガナイわねぇ。」みたいな顔で、
約1km、私たちの車の後を自転車で追いかけてくる。
折よく、フランス人夫婦、オランダ人夫婦も到着し、
合計3組で観光スタート。
ロロぺニ遺跡って、一体何だ?
壁。かべ。カベ。
作りかけって言われても、昔のものが壊れたと言われても納得できそうな、壁。
ガイドの姉さんの説明もさっぱり分からず。
壁が6mだの、家畜スペースだの、弓ゾーンだの、断片的。
どうやら、住居跡ではあるらしい。
4分の1程行ったところで、ガイドの姉さんは言いました。
「ここから入口に戻れば車まですぐです。
この先一周しますか?何もないですよ。
暑いけど、行きます?」
出たぁ、衝撃発言。
仮にも、観光客からガイド代込入場料を取るのに、そんな投げやりな。
天の邪鬼な私達は、フランス人のマダム以外、全員が一周。
と言っても、その時間10分。
結果、「何もない」ことを確認しただけだった。
ガイド姉さんの自転車到着から、彼女へのガイド代支払まで含めても、
1時間もかからない。
噂には聞いていたけれど、ガッカリ世界遺産ランキング1位。
萩の指月城跡と大差ない。
(ローカルな比喩ですが)
もう少し、説明書や
地図を付けてくれたらいいのに。
でも、これは行ったからこそ
言えること。
よかったら、
行ってみてクダサイ。
入口の『世界遺産証明看板』は、
立派です。