隣国、コート・ジボワールから届けられている電気が、止まった。
「バボ(選挙で負けたものの、大統領だと粘り政治混乱を起こしている)が
止めたんだ!」
と同僚は笑うけれど、本格的な停電&断水シーズンの到来。
19時から朝まで停電。
水は、出たり、出なかったり、出なかったり。
「カリテ(シアバター)でランプができるんだって。」
聞いたことは即実行のユキが作った柔らかい炎。
(手前がカリテ、奥は海の香りのキャンドル)
停電さえも、素敵な思い出に変わる。
ベナンとブルキナは
国境を接する隣国。
同じフランス語圏であり、
食べ物や文化も似ている。
「俺と結婚しよう。
ブルキナべもいいだろ?」
という、毎日のように行われる
プロポーズにも、
「私、ベナンに5人夫がいるから。」
その軽いあしらい方。
きっと私と同じような時間を過ごしてきたんだろう。
同じアフリカ大陸に
やってきて。
分野は違えど、
同じような目標を持ち。
私たちは間違ってなかったと
確信する。
食べるのが大好き。
ベナン食も
ブルキナ食も大好き。
残り日数×3食しか
食べられないのが残念なくらい。
夕日と朝日に誘われて散歩。
音楽と絵画に心癒され。
そんな彼女と次に会うときは。
化粧もしているでしょう。
元の色が分からないような服は着ませんよ。
何を食べているか分かるくらいに明るいお店に行きましょう。
その再会を楽しみに。
日本で会いましょう。