アマゾンを見たことがない。
ナイルにだって、行ったことがない。
でも、この町の雨上がりは、プチ・アマゾン、プチ・ナイルと化す。
土地が脆弱すぎるのか、雨量が尋常ではないのか?
本日の雨は1時間程度続いた。
いつもの通り、台風のような雨。
赤土が吸収し切れなかった雨量は、わずかな高低差を見つけて流れ出す。
通れない。
いや、渡れない、と言ったほうが的確。
みんなが立ち往生しているプチ・アマゾンにバイクで挑もうとした。
流れが速い。
深さが分からない。
結局、そこにいた、台風一過の日本の子供のようにはしゃいでいる子ども達が
バイクを向こう岸まで押してくれた。
そして、私自身。
30にもなって、子ども4人に手を引かれ、
裸足のへっぴり腰でわめきながら渡してもらった。
今日侵食された大地、雨上がりに出来た新たな轍。
これらが、次回の被害をまた少し拡大し、
また少しエキサイティングな雨上がりを体験できる。
いいじゃないか、これもブルキナ。