11日、遂に開幕した。
4年に一度の祭典。
政治も宗教も超える、ワールドカップ。
その80年の歴史上、初のアフリカ大会。
南アフリカ共和国大統領Jacob Zumaは開会で宣言した。
「Africa is indeed happy. This is the African World Cup.」と。
南アフリカは多少遠くはあるけれど、この大陸は燃えている。
何よりも、眠さと戦いながら見なくていい、時差1時間。
ブルキナベもそわそわ。
かつての日本が力道山を観戦したように。
テレビの前に集結す。
ちなみにこれ、南アフリカvsメキシコ戦。
ちなみにこれ、「女性の家」に集ったall男性。
ちなみにこれ、金曜日の15:00。
この国では、サッカー観戦は仕事よりもプライオリティーが高いようだ。
アフリカからは、隣国ガーナとコート・ジボワール他、6ヶ国が出場する。
ブルキナベは、アフリカの国は全て応援している。
例えば、日本が予選で敗れていたら・・・
日本人は韓国や北朝鮮を手放しで応援するだろうか?
アフリカの連帯感。
それを感じられずにはいられない。
だからこそ、
「おい、ドログバがジャポネに骨折させられたぞ!」と怒るブルキナベがいるのは当然。
ブルキナは2次予選、W杯出場を賭けたコート・ジボワール戦で、
ドログバに2得点を決められ、夢破れた。
ブルキナは負けたけれど、彼は、アフリカのヒーローだ。
コート・ジボワールでは在留邦人に大使館から注意が出たそうだ。
14日は日本vsカメルーン。
日本もがんばってほしい。
アフリカの国もがんばってほしい。
世界で一番アツイ祭典が始まった。