小学校の帰り道。
通学路にある柿の木の食べ頃を熟知していた。
もちろん、どれが渋柿であるかも。
そして、どこのおじさんが怖いかも。
マンゴーの季節が始まった。
まだ実が小さいもの、色がついていないもの。
近所のマンゴーの成長には、ちょっと詳しい。
ブルキナには10種以上のマンゴーがあるらしく、今は早稲品種が出回っている。
繊維が少なくて、甘味と酸味が程よいやつ。
広げた手サイズで、1個50F、10円也。
ちなみに、うちのマンゴーも大きくなった。
まだまだ硬くてお話にはならない。
それでも、小さな木には100個弱の実がついている。
水も栄養もないのに、偉いもんだ。
重さにしなった蔓の先。
赤くなるのか、黄色くなるのか。
まさか、渋マンゴーなんて無いよね。
待ってるよ。
猛暑の上に、「酷暑」というものがあることを知った。
暑い毎日。
土埃に、シャンプーの泡までオレンジに染まる毎日。
料理をする気にも、食べる気にもならない。
だから、最近の主食はマンゴーヨーグルト。
ヨーグルトの中にマンゴー。
と言うより。
マンゴーの中にヨーグルト。
マンゴーの栄養素はよく知らないけれど、
血液サラサラ効果があるなら、私の血は全身を駆け巡るだろう。
美白効果があるならば、全身のシミもそばかすも、ほくろさえ消えるだろう。
優しい人になれるのならば、マザー・テレサのような聖女になるだろう。
それくらいの消費量。
朝イチからマンゴー。
夜イチもマンゴー。
ブルキナにマンゴーがあってヨカッタ。