今日の授業で、ブルキナの宗教や習慣を勉強しました。
学校の社会や、大学の講義で学んだことをもう少し掘り下げて。
ブルキナでは、55%がイスラム、45%がクリスチャン。
そして、ほぼ全員が同時にアニミズムの信仰者。
アニミズムとは・・・「自然界の諸事物に霊魂・政令などの存在を認め、このような霊的存在に対する信仰(大辞林より)」です。
宗教の元祖であり、日本でも同じ考えがあります。
ブルキナでは、このアニミズムの考えを他宗教と並行して持つため、他宗教に対して寛容であり、敬っているそうです。
だから、スリランカやパレスチナと異なり、宗教対立・紛争は皆無!!!
理想的な共生です。
また、死後は転生するという考えもあるそうです。
そして、気になっていたことも聞きました。
それは、「割礼」。
一部地域にある伝統的習慣で、男女ともに性器を切開、または切り取るもの。
宗教的に、清め・奉献・契約の印・成人の証明とされています。
ブルキナにもそれはあり、男性は病院にて行うそう(傷を入れる)・・・
女性は、今ではほとんど行われていないそう。
でも、話をしてくれた先生の妹は、幼い時この出血が元で亡くなったということ。
話を聞いて、とても悲しくなりました。
他国の文化や宗教に口出しはできないけれど、同じ女として割礼は無くなってほしいと思います。
話はマルシェ(市場)について。
「コーラの実」を初めて食べました。
飲料のコーラはここからきたもの。
ブルキナではほとんど収穫されず、周辺各国から輸入しています。
でも、冠婚葬祭や酒肴品、眠気覚ましとして不可欠。
どこでも売っています。
味は・・・苦い?渋い?
これが「コーラ味」?
近くのTシャツショップ。
とにかくカラフル。ディスプレイが素敵でしょ?
カフェのお姉さんの手。
マニキュアというか、ヘンナ(草の塗料)の爪。
うっとりしたので、撮らせてもらいました。
トイレや手洗い場に必ず置いてある「やかん」。
初めはガラガラヘビみたいだと思ったけれど、慣れるとオシャレです。
アフリカのポピュラーな食事:トー。
モロコシ科の穀物の粉を煮て作ります。これは女性の仕事。
食感は、ゆるい蒸しパンというか、祖父が好きだった蕎麦掻き。
味は、かすかにとうもろこし。
隣のソース(今日は野菜の葉と牛肉)をつけて召し上がれ。
初めて食べたけれど、あと10回くらい食べたら「おいしい」と思うようになるかも・・・
他のソースでリベンジしたいです。
食後のバナナ、心の底からおいしいと思った・・・のでした。