ブルキナの死因No.1は、「マラリア」。
熱帯シマダラ蚊により媒介される病気です。
関節痛・高熱が出て死に至ることも多い、でも予防も可能な病気。
マラリアを防ぐための子供向け啓発キャンプが行われました。
ブルキナにいる看護師・感染症対策のボランティアと、この為に来た短期のボランティア10人によるキャラバン隊。ブルキナ4都市を回ります。
そのスタートがウンデ。
ということで、私もお手伝いで参加しました。
地域のアソシエーション、病院とのコラボ。
集まった約30人の子供は3泊4日泊まり込み。
聞いた話では、子供の多くは親がAIDSだったり、その孤児だったり。
これもアフリカの現実・・・
まずは、ブルキナではおなじみ、ダンスを盛り込んだ開会式。
この子たちは参加者でもあります。本当にそのリズム感はすごい。
マラリアが起こる仕組みや予防策を紙芝居形式で勉強。
ビデオでも学習。
そして、参加者全員に蚊帳が配布され、実際に張ってその中で寝る。
その他、歯科衛生士さんがいたので歯磨き講習。
普段、木で磨いているブルキナべが多いので、同じくグイグイ磨き、
歯茎から出血している子多数。
歯ブラシよりももらった手鏡をずーーーーーーっと見ていた。
そういえば、鏡はあまり見ない。
壊れたバイクのミラーを手鏡にしている人はよく見る。
また、浴衣を着たり、自分の名前を漢字で習字したり日本文化体験。
「となりのトトロ~フランス語バージョン」を鑑賞。(なぜか私は感涙)
病院を訪問、植林。
「マラリア」というテーマで絵も描いた!
蚊帳を描く子、蚊を描く子、水瓶に蓋を描く子。
みんなちゃんとマラリアを理解できていました。
4日目は、マラリアをテーマにした劇を発表、そしてダンスで〆。
盛りだくさんの4日間でした。
キャンプに参加した子はもちろん、みんながマラリアにかからないように
願うばかりです。
そして、自分も!しっかり蚊対策!!!